関ヶ原の書いた二次小説を淡々と載せていくブログです。
過度な期待はしないでください。
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どうもこんばんわ。関ヶ原です。
今日も小話更新です。
この文量だと一時間もかからずかけるので有難いです。
さて、今回の小話はあやさきけお出かけのお話。
といっても、「車」での会話でございます。もう小説とも呼べないですね。
だからこそ「小話」なんですが。
私の住んでいるところは都会と比べると結構田舎の方で、自動車がなければ移動が不便だったりします。
ですので私も出かける時は自動車がメインなのですが、都会だと逆に自動車が不便だったりしますよね。
まず歩行者が多いですし、右左折するだけでも一苦労です。
それに車線も多いですし、都会では車は運転したくないですねw
でも運転するのは好きなんです。MT車はクラッチやギアチェンジが大変だという人が多いですが、むしろそこがMT車の醍醐味だと私は思います。
ATかMTかは好みの問題ですからねー。でも両者どちらにも言えるのは、安全運転が一番ということですねw
自動車に乗られる方、お互い、運転をする際には最大限の注意を払って運転するようにしましょうね!
あ、私自身車事情にはあまり詳しくない方なので、もし内容に誤りがあった場合は是非教えて下さい!
さて、私の話はこんなトコロで。
それでは小話です。
どうぞ~☆
自動車
綾崎家は本日お出かけ。
気温も段々と暖かくなって、春が近いということで、春物の服を買うことになったのである。
しかし生憎、本日の空は不機嫌のようで、絶賛降雨中である。
雨の中駅まで歩くのも億劫であるし、せっかくということで、本日は車でのお出かけであった。
「パパの運転も久しぶりだなーっ」
「そういえばそうねえ」
運転はハヤテ、助手席にヒナギク、そして後部座席にはアイカ。
電車とは違う乗り物の感覚に、アイカは楽しげな声を上げている。
「都会だと電車の方が便利だからなぁ……こういう時しか車使う機会もないからね」
「ナギの送迎で車は使ってるでしょ?」
「お嬢様の送迎ではね。でも家族の外出で車を使うっていうのはあまりないでしょ?」
「なるほど」
一つ頷いて、ヒナギクは視線をアイカに向ける。
「だからなのかしらねぇ……我が子のこのはしゃぎっぷりは」
「まあねえ……新鮮なんだろうね。初めて乗るわけでもないのに」
車窓から見える、ゆっくりと移り変わっていく景色に目を奪われていたアイカは、ヒナギクの視線に不思議そうな表情を浮かべた。
「ん? なぁーに?」
「なんでもないよ」
「そうそう。はしゃぎ過ぎて酔わないようにしなさいね」
本当に楽しいんだろうなぁ、とアイカの様子にハヤテとヒナギクは苦笑いを浮かべた。
取り敢えずアイカはこのまま放っておいても良さそうだったので、ヒナギクは話題を車へと移す。
「でも、ちょっと意外だったかな」
「ん? 何が?」
「車」
そう言ってヒナギクが目を向けたのは、ギアの部分。
綾崎家の自家用車はAT(オートマチック)車だった。
「男の人って車とか好きみたいだし、ハヤテならAT車じゃなくてMT(マニュアルトランスミッション)車買うと思ってた」
「ああ、そういうことか」
質問の意図を理解し、ハヤテは言う。
「運転するのは好きなんだけど、車にそこまで拘りを持っているわけではないんだ」
「ほうほう」
「それに、最近はAT車が主流になってきているみたいで、MT車の方が高い場合が多いんだって」
「そうなの?」
「僕も人から聞いた話だから本当かどうかはわからないんだけど……でも確かに、最近見かける車はAT車が多いなって感じだね」
「なるほどねー。希少価値って奴なのかしらね」
「そうかもねー。やっぱり数が少なくなっているんだろうね」
「だからATにしたんだ」
「そういうこと」
そんな話をしつつ、アイカたちを乗せた車は目的地に向けて走っていく。
制限速度を守った、安全運転で。
「ねえパパ~。あとどれくらい?」
「うーん……あと二十分もすれば着くかな?」
「じゃあもう少し楽しめるね!」
「あはは。アイカって本当車に乗るの好きなのね」
「うん! ドライブって楽しいよ!」
「それは良かった。運転のし甲斐があるよ」
「もう……調子乗って飛ばしたりしないでね? ハヤテ」
「はいはい分かってるって。綾崎ハヤテ、安全運転を努めさせていただきます」
「ならよし」
そんな取り留めのない両親の会話を聞きながら、アイカは再び車窓の外へと目を向けた。
ハヤテが運転する車から見える景色は、ゆっくりと移り変わっていく。
忙しく景色が変わる電車と比べると、その様子は本当に新鮮なものだった。
「ハッハッハ! もっとゆっくり走ってもいいのだよパパ!」
「それじゃ後方車に迷惑がかかるだろ」
だからこそ、もう少し車窓から見える外の世界を楽しみたいと思ったのだが、その要望はハヤテの苦笑によって取り下げられた。
「も~。パパのケチ!」
「アイカも車に乗るようになったらわかるから」
「じゃあ乗る!」
「もう少し大きくなってからね~」
そんな車内での会話を弾ませながら、綾崎家を乗せた車は、目的地へと向かって走る。
たまには車のお出かけも悪くない。
そんなことを、家族全員が思った一日だった。
「でも正直、自転車の方がスピード出せて気持ちいいんだよねえ」
「このおバカッ! 安全運転じゃなきゃダメなんだからね!?」
End
今日も小話更新です。
この文量だと一時間もかからずかけるので有難いです。
さて、今回の小話はあやさきけお出かけのお話。
といっても、「車」での会話でございます。もう小説とも呼べないですね。
だからこそ「小話」なんですが。
私の住んでいるところは都会と比べると結構田舎の方で、自動車がなければ移動が不便だったりします。
ですので私も出かける時は自動車がメインなのですが、都会だと逆に自動車が不便だったりしますよね。
まず歩行者が多いですし、右左折するだけでも一苦労です。
それに車線も多いですし、都会では車は運転したくないですねw
でも運転するのは好きなんです。MT車はクラッチやギアチェンジが大変だという人が多いですが、むしろそこがMT車の醍醐味だと私は思います。
ATかMTかは好みの問題ですからねー。でも両者どちらにも言えるのは、安全運転が一番ということですねw
自動車に乗られる方、お互い、運転をする際には最大限の注意を払って運転するようにしましょうね!
あ、私自身車事情にはあまり詳しくない方なので、もし内容に誤りがあった場合は是非教えて下さい!
さて、私の話はこんなトコロで。
それでは小話です。
どうぞ~☆
自動車
綾崎家は本日お出かけ。
気温も段々と暖かくなって、春が近いということで、春物の服を買うことになったのである。
しかし生憎、本日の空は不機嫌のようで、絶賛降雨中である。
雨の中駅まで歩くのも億劫であるし、せっかくということで、本日は車でのお出かけであった。
「パパの運転も久しぶりだなーっ」
「そういえばそうねえ」
運転はハヤテ、助手席にヒナギク、そして後部座席にはアイカ。
電車とは違う乗り物の感覚に、アイカは楽しげな声を上げている。
「都会だと電車の方が便利だからなぁ……こういう時しか車使う機会もないからね」
「ナギの送迎で車は使ってるでしょ?」
「お嬢様の送迎ではね。でも家族の外出で車を使うっていうのはあまりないでしょ?」
「なるほど」
一つ頷いて、ヒナギクは視線をアイカに向ける。
「だからなのかしらねぇ……我が子のこのはしゃぎっぷりは」
「まあねえ……新鮮なんだろうね。初めて乗るわけでもないのに」
車窓から見える、ゆっくりと移り変わっていく景色に目を奪われていたアイカは、ヒナギクの視線に不思議そうな表情を浮かべた。
「ん? なぁーに?」
「なんでもないよ」
「そうそう。はしゃぎ過ぎて酔わないようにしなさいね」
本当に楽しいんだろうなぁ、とアイカの様子にハヤテとヒナギクは苦笑いを浮かべた。
取り敢えずアイカはこのまま放っておいても良さそうだったので、ヒナギクは話題を車へと移す。
「でも、ちょっと意外だったかな」
「ん? 何が?」
「車」
そう言ってヒナギクが目を向けたのは、ギアの部分。
綾崎家の自家用車はAT(オートマチック)車だった。
「男の人って車とか好きみたいだし、ハヤテならAT車じゃなくてMT(マニュアルトランスミッション)車買うと思ってた」
「ああ、そういうことか」
質問の意図を理解し、ハヤテは言う。
「運転するのは好きなんだけど、車にそこまで拘りを持っているわけではないんだ」
「ほうほう」
「それに、最近はAT車が主流になってきているみたいで、MT車の方が高い場合が多いんだって」
「そうなの?」
「僕も人から聞いた話だから本当かどうかはわからないんだけど……でも確かに、最近見かける車はAT車が多いなって感じだね」
「なるほどねー。希少価値って奴なのかしらね」
「そうかもねー。やっぱり数が少なくなっているんだろうね」
「だからATにしたんだ」
「そういうこと」
そんな話をしつつ、アイカたちを乗せた車は目的地に向けて走っていく。
制限速度を守った、安全運転で。
「ねえパパ~。あとどれくらい?」
「うーん……あと二十分もすれば着くかな?」
「じゃあもう少し楽しめるね!」
「あはは。アイカって本当車に乗るの好きなのね」
「うん! ドライブって楽しいよ!」
「それは良かった。運転のし甲斐があるよ」
「もう……調子乗って飛ばしたりしないでね? ハヤテ」
「はいはい分かってるって。綾崎ハヤテ、安全運転を努めさせていただきます」
「ならよし」
そんな取り留めのない両親の会話を聞きながら、アイカは再び車窓の外へと目を向けた。
ハヤテが運転する車から見える景色は、ゆっくりと移り変わっていく。
忙しく景色が変わる電車と比べると、その様子は本当に新鮮なものだった。
「ハッハッハ! もっとゆっくり走ってもいいのだよパパ!」
「それじゃ後方車に迷惑がかかるだろ」
だからこそ、もう少し車窓から見える外の世界を楽しみたいと思ったのだが、その要望はハヤテの苦笑によって取り下げられた。
「も~。パパのケチ!」
「アイカも車に乗るようになったらわかるから」
「じゃあ乗る!」
「もう少し大きくなってからね~」
そんな車内での会話を弾ませながら、綾崎家を乗せた車は、目的地へと向かって走る。
たまには車のお出かけも悪くない。
そんなことを、家族全員が思った一日だった。
「でも正直、自転車の方がスピード出せて気持ちいいんだよねえ」
「このおバカッ! 安全運転じゃなきゃダメなんだからね!?」
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