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関ヶ原の書いた二次小説を淡々と載せていくブログです。 過度な期待はしないでください。
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どうも皆様関ヶ原です。
更新遅くてすいません。
余りにも申し訳ないので、真面目にblogも書こうと思います。
そうですね、出来れば毎日、関ヶ原の詰まらぬ日常をつらづらと……。

とりま、近況報告。

昨日は七夕だったそうですね。

関ヶ原はすっかり忘れてましたよ。

織姫と彦星は会えたかな?


その二人をハヤヒナに脳内変換して一人気持ち悪くにやけていた私です。


そんなわけで現在は七夕ss書いちゃったりしてます。ネタ切れで文が進まない分、些細なネタも貴重なのです。

テストが近かったりするのでいつ頃のうpになるか分かりませんが、なるべく早めに完成したいと思います。

ついでにヒナ魔とかも並行作業しないと……。

やることがいぱーいで良いことじゃ良いことじゃ。


……テスト嫌だなぁ。

拍手[1回]

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更新が遅いことに定評のある私ですが、それでもコメントや拍手をしてくださる方がいて、本当に有り難いです。
その度に返事が出来れば良いんですが、時間の関係でどうしても……(汗)
本当にすいません、時間を見つけて返事もしていけたらと思います。

あやさきけを楽しみにしてくださる方が多いので、あやさきけも積極的に書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします!

拍手[12回]

皆さんどうも関ヶ原です。
今月二作品目……ですかね。相変わらず不定期で申し訳ありません。

今回の作品は文章系の大学に通う友人に添削をしてもらいました。
何分初めてのことで緊張。

そして自分じゃあ気づかない指摘を多々いただきました。
勉強になった、なった……。

まぁそんな裏話でございます。

今回の作品はタイトル通りでございます。

ハヤヒナに見せかけて……実は恋愛要素なし……かも。
期待してた方すみません。

でもけっこう書いてて楽しかった作品なので、どうか読んでやってください。

ではどうぞ~☆





「梅雨」



「非常事態です」


 六月も中旬。
 全国各地で空の色が鉛色に変わっている頃。

 生徒会室の会長の椅子に座りながら、ヒナギクが重々しい口調で口を開いた。

「梅雨の時季が来てしまいました」
「それがどうした?」

 同じく生徒会室のソファに腰かけた美希が、疑問符をつけて聞き返す。

「確かに梅雨の湿気はうざったいが……そんな重々しく言うほどのものでもないだろ」


 髪の長いヒナギクや美希は、この時期は湿気のせいで髪が肌にベタつく。
 それは本当に嫌になるけれども、今更気にすることもない。

「そうじゃないのよ」

 確かに湿気はうざったいけど、と言葉を置きつつ、ヒナギクは言った。

「雨ばっかりじゃハヤテ君と外で遊べないじゃない!」
「…………はぇ?」

 三点リーダ四つ分の沈黙の後、美希の口から阿呆な声が出た。

「何だって?」
「だから、雨がこうも続いてるんじゃハヤテ君と外で遊べないのよ!」

 ばぁん、と机を叩きながら、ヒナギクは声を荒げた。
 山のように重なった書類たちが宙に舞う。

「梅雨なんか嫌いだー!」
「……ヒナ、お前……」

 ひらひらと眼前を落ちていく紙たちに目をやりつつ、美希は呆れた表情を浮かべた。

「この湿気で頭の中やられたか?」
「失礼ね! 私は正気よ!」
「今の発言のどこが正気だよ」

 はぁ、と美希は深い溜息を吐き、言葉を続ける。

「あのなぁヒナ。このご時世、雨だろうが遊ぼうと思えば遊べるだろ」
「なんでよ?」
「普通に電車とか使えばいいだろ?」
「私は普通よ」
「いや、ヒナのことを普通じゃないと言ってるわけじゃなくて……」

 話が噛み合わない。

「傘持ってけばデートは出来るだろう? すればいいじゃないか」

 外はご覧の梅雨空だが、ここは東京。
 外出する手段などいくらでもある。

 自分でも分かるくらいのことが分からないのだとすれば、今のヒナギクは本当に湿気に頭をやられたのかもしれない、と美希は不安になった。

 だがしかし。

「? 何でハヤテ君とサッカーするのにバスや電車が必要なのよ?」
「そっちかよ!」

 予想外すぎる返答に、柄にもなく美希は大声を出してしまった。

「外で遊ぶってそっち!? ショッピングとか、そういうんじゃないの!?」
「え? 外で遊ぶってそういうことじゃないの?」
「違うだろ!」

 美希は理解する。
 今のヒナギクの頭の中は、子供と一緒だ。

「ヒナ、お前な……」
「何よ? 溜息ついて」
「誰の所為だよ……まぁいい。 ハヤテ君は確かにニブニブな鈍感少年だが、彼女と外で遊ぶと言われたとして、サッカーをするという考えには絶対至らないぞ」

 あの鈍感執事はなんだかんだで気のきく少年だ。
 彼女と外で遊ぶと言われれば、それなりのデートプランも組めるし、実行もする。

「お前……今までハヤ太君とどんなデートしてきたんだよ……」

 今だけは、そんなハヤテに同情しなければいけないと美希は思った。

「え? 普通に買い物とか、映画とか見に行ってるけど」
「それが外で遊ぶっていうことなんだよ!」

 返ってきた言葉に、美希は再びツッコミを入れる。
 今日は立場が逆だな、と内心思いつつ、もはや諭すような口調でヒナギクに言う。

「あのな、ヒナ」
「何よ?」
「ハヤ太君とちゃんとやることやっているなら、あまりアホな事言わないでくれ……。こっちの身が持たない」
「別にアホなことなんて言ってないわよ」
「彼氏とのデートが外でサッカーやることなんて、ネタ以外の何物でもないぞ」

 ヒナギクだってもしかしたらボケに回りたい時もあるのかもしれないな。
 いつもこちら側がボケに回っている分のリバウンドなのだとしたら、それも仕方ないのかもしれない。
 なんてことを考えながら、ヒナギクがハヤテと普通のデートをしていることに安心した。

「え?」

 その矢先。

「いや、普通にしてたわよ? ハヤテ君とサッカー」
「じゃあお前らが変なんだよ! このバカップル!!」

 キョトンとした表情を浮かべながら言ったヒナギクの言葉によって、本日何度目かわからないツッコミを美希は入れた。

「やったのか! 彼氏とサッカー!?」
「うん。普通に楽しかったわよ?」
「デートもしないで!?」
「いや、それもデートなんじゃないの?」
「それはっ……」

 絶対違う、という言葉を言いかけて、飲み込む。

「……」

 考えてみれば、人の恋愛事情にここまで否定的なのもどうだろうか。
 自分の中でのデートの定義は、ヒナギクとハヤテがやっているという買い物や
映画といったものだ。
 その中に外でサッカーをするなどというアクティブなものはない。

 しかし、それはあくまで自分の中の話。
 性格その他諸々が子供っぽいヒナギクにしてみれば、彼氏と外でサッカーをすることも、映画を見たり買い物をしたりすることと同じ位置付けなのかもしれない。

「美希?」
「……」

 何より、眼前で不思議そうにこちらを見つめる彼女とその彼氏が満足しているなら、それでいい話なのだ。

「いや、なんでもない」
「そう? ならいいけど……」
「ヒナ」
「何?」

 だったら自分は静かに、暖かく見守るべきなのであろう。このバカップルを。


「早く明けるといいな、梅雨」
「そうね……。本当にそう思うわ」

 深い深いため息とともに机へ俯せるヒナギクに小さな笑みを浮かべながら、美希は拾い終えた書類を手にし、言った。

「じゃあ梅雨明けの時のために今のうちに仕事片付けるか」
「? 珍しいわね、美希がやる気なんて」
「私だってたまにはあるわよ」
「……明日は雨ね」
「梅雨だからな、そりゃ」


 子供っぽい、憧れの彼女のためにたまにはやれることをやろう。

「(……湿気にやられたのは私の頭の方だったか?)」

 そんなつまらないことを考えながら、美希はヒナギクとともに書類の山と格闘を始める。

 外では止むことのない雨が、静かな雨音を響かせていた。

 その音を聞きながら仕事をするのも悪くない、と思ったことは黙っていよう。

 梅雨明けを望んでいるヒナギクに悪いと思いながらも、美希は軽やかにペンを走らせるのだった。



End






2010 FIFA World Cup News [Yahoo!Sports/sportsnavi]

拍手[11回]

みなさん今日は、関ヶ原です。

なんか、今日は俺の誕生日だそうです。

二十歳になるそうです、俺。

気づけば最後の十代終わってました。

早いですねー……。

まぁ二十歳という俺的には節目の年齢だと思っていますので、より一層このこのサイトを頑張って更新していきたいです。

フォレストのほうのページは……そうか。

旧サイトも合わせるともう四年経つのか……早いなぁ本当に。

まずは十年を目標に、短文書いていきたいと思いますので、皆様これからもお付き合い、お願いします。

拍手[6回]

おはこんばんわ、関ヶ原です。
六月初めての更新です。

今回はなんと、ハヤヒナではなくとらドラ!です。
実に一年ぶりのとらドラ!ss。
CPはもちろん竜亜美です。

なんでとらドラ!かと聞かれると、あまり理由はないのですが、フォレストの方で竜亜美が面白かったという書き込みをしてくださった方がいまして……嬉しくなって勢いで書いちゃいました。

でも後悔はしていない。

久しぶりということもあり、私自身書いてて楽しかったです。

CP要素自体は薄めですが、けっこう気に入っている作品になりました。

よろしかったら皆さん、読んでみてください。

誤字脱字、文法等おかしいところあるかも知れませんが、気にしないでもらえると助かります(笑)


ではどうぞ~☆

拍手[4回]

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ハヤヒナ小説とかイラスト書いてます。
皆様の暇つぶし程度の文章が今後も書ければいいなぁ。

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