関ヶ原の書いた二次小説を淡々と載せていくブログです。
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どうも皆様、関ヶ原です。
新作です。
地デジ化に伴い、私の部屋のテレビも地デジ対応になったのですが……
AT-Xが見れねえ( ゚д゚ ヒ)
いや、つい契約していたものとばかり思っていたので……ちょっとショックでした。
もう契約してやろうかと思いました。
そんなことがありまして、書いた駄文でございます。
まあ相変わらずの出来の悪さなんですが(´ー`)ヤレヤレ
そんな感じですが、良かったら読んでみてくださいね!
前回の返信
>KOUさん
すいません、ありがとうございます。短くても文章書けるように、なんとか時間のやりくりをしてみます!
>べディアンさん
閉鎖はするつもりはないので問題ありません(`・ω・´)キリッ
あっというまに就職ですよ、就職。来年が怖いですねーw
>桜さん
性質の悪い冗談すいません(´・ω・`)
出来心だったんです、本当なんです。
尊敬なんて……いやいや、尊敬されるような文章書けてるとは自分では思えないのでw
いつもこんな駄文しかお見せできないことを、申し訳なくと思っています(´・ω・`)
>つっきーさん
フラグは叩き折らずに回収するもの( ゚д゚ ヒ)
そんなフラグ立てたくないのが本音なんですがw
お互い頑張りましょう!
>悠hiさん
ありがとうございます!
出来るだけ更新出来るように努めたいと思います!
それでは本編をどうぞ~ノ
新作です。
地デジ化に伴い、私の部屋のテレビも地デジ対応になったのですが……
AT-Xが見れねえ( ゚д゚ ヒ)
いや、つい契約していたものとばかり思っていたので……ちょっとショックでした。
もう契約してやろうかと思いました。
そんなことがありまして、書いた駄文でございます。
まあ相変わらずの出来の悪さなんですが(´ー`)ヤレヤレ
そんな感じですが、良かったら読んでみてくださいね!
前回の返信
>KOUさん
すいません、ありがとうございます。短くても文章書けるように、なんとか時間のやりくりをしてみます!
>べディアンさん
閉鎖はするつもりはないので問題ありません(`・ω・´)キリッ
あっというまに就職ですよ、就職。来年が怖いですねーw
>桜さん
性質の悪い冗談すいません(´・ω・`)
出来心だったんです、本当なんです。
尊敬なんて……いやいや、尊敬されるような文章書けてるとは自分では思えないのでw
いつもこんな駄文しかお見せできないことを、申し訳なくと思っています(´・ω・`)
>つっきーさん
フラグは叩き折らずに回収するもの( ゚д゚ ヒ)
そんなフラグ立てたくないのが本音なんですがw
お互い頑張りましょう!
>悠hiさん
ありがとうございます!
出来るだけ更新出来るように努めたいと思います!
それでは本編をどうぞ~ノ
とある平日、深夜。
ムラサキ荘のリビングのテレビの前で、一人の少女が絶望に満ちた声でつぶやく。
「アニメが映らない……だと……」
落ち着け、焦るな。
きっと何かの間違いだ、そうに違いない。
震える指を必死に動かしながら、慎重に、丁寧に、ボタン操作を繰り返す。
「大丈夫、大丈夫……」
自分に言い聞かせるように同じ言葉を反芻しながら、願いを込めてもう一度。
「来い……!」
『ご利用のチャンネルは使用できません』
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
少女の悲痛な叫び声が、深夜のムラサキ荘に響いた。
『僕と契約して(ry』
少女が叫び声を上げてから、数分後。
ムラサキ荘のリビングには、悲鳴で目を覚ました他の住人たちが円を作って集っていた。
「で、アニメが見れないから叫んでしまったと?」
後ろ頭を掻きながら呆れた声を出したのは、ヒナギク。
寝ていたところを起こされたからだろう、若干の苛立ちが込められた視線は、円の中心へ向けられている。
「う、うむ……思わず取り乱してしまってな」
視線の先では、悲鳴を上げた張本人――まあお分かりのことだろうが、三千院のナギお嬢様である――が正座させられていた。
身体を縮こませて、こちらと目線を合わせないようにしている。
「もう……パソコンが繋がっているのだから、そちらで見ても良いでしょうに」
ため息と共にそう言ったのは、マリア。
「ニ○二○動画とか、そういったサイトでもアニメって配信してるんでしたよね?」
「ネット配信されていないアニメだったのだ」
「じゃあ我慢しなさい」
「そんな!」
いつもは優しいマリアでも、安眠を妨げられたこともあってか、言葉の節々に棘がある。
「まあ課金しなければ見れないものなら、見るな、と言いたいですけどねー」
「た、頼むマリア! それだけは……それだけは――!」
涙目になって訴えるナギに、「ふーんだ」とマリアはそっぽを向いた。
「まあ、良い機会ですから、この際アニメを卒業するのも良いと思いますけどねー」
「それもそうね。深夜にアニメを見ているから朝起きれないのでしょうし。アニメをやめたら規則正しい生活が出来るんじゃない?」
「マリア……ヒナギクまで……!」
完全にアウェイなナギを見て、苦笑交じりにハヤテが尋ねる。
「あのー、お嬢様は何のアニメを見たかったんですか?」
「ぬ?」
「今季のアニメなら別に、契約が必要なチャンネルで見なくても大丈夫ですよね? 関東なんですし」
「まあそれは……うん」
「だったら何が見たかったのかな、と思いまして」
今季のアニメならば地デジ化していれば特に問題なく見れるはず。
となると、今季では無いアニメが見たかったのだとハヤテは予測する。
「そ、それはだな……」
俯きがちに、ナギは事の次第を話し始めた。
何でも今日の深夜の時間帯に、ずっと見てみたかったアニメが放送されるらしい。
しかしそれは、契約が必要なチャンネルで放送されることになっていた。
「前は普通に見れていたのに、どうして今日に限って見れないのだ――――!!!!」
「無料期間が過ぎたからだろ」
ずっと黙っていた千桜が、冷静にツッコんだ。
「む、無料期間だとう!?」
「どんな感じなのかを実感してもらうために何日かはタダでそのチャンネルを利用出来るんだ。まさかナギが知らないわけないよな?」
「知らぬわ! 知っていたら契約しているわ!」
「マジかよ……」
とまあ、意気揚々とチャンネルをつけたは良いが、千桜の言うとおり、無料のお試し期間が過ぎていたために見れなかった、というだけの話。
「今日の分は見れなかったかもしれないが、契約すれば早くても一日後位にはそのチャンネル見れるようになるから。今日は我慢しときな」
「う、うむ……」
ナギが渋々頷くのを見て、ハヤテはへえ、と感心した。
いつもは何かと反論しては食いつくナギであるのに、随分あっさりと引いたものだ、と。
それだけ千桜の言ったことが正論だったということだが、ナギはナギで、皆に申し訳ないという気持ちがあったのだろうと思う。
お嬢様、成長したなあ。
「なんか……話が終わりそうね」
「そうですね……じゃあもう一度休みましょうかね……ふぁあ」
取り敢えず、ナギが見たいというチャンネルは後日契約することに決まり、この問題はお終いということになった。
全く、とんだお騒がせだったと、欠伸をしながらヒナギクとマリアが部屋から出ていく。
「さて、と。僕も休みましょうかね」
「私も……」
その後に続いてハヤテと千桜が出ていこうとするが、その背中にナギが声をかけた。
「ま、まて!」
「あん? まだ何かあるのか?」
「い、いや……その、お前に言いたいことがあってだな……」
「?」
照れくさそうに、もじもじしているナギを不思議に思いつつ、けど構うのも面倒だったのでさっさと言葉の続きを求める。眠かったし。
「眠いから早く言ってくれ」
「う、うむ! では言うぞ!」
「ああ」
「契約だけに」
「契約だけに?」
ナギはニヤリ、と意味ありげに微笑むと、言う。
「/人◕‿‿◕人\ チャンネルと契約して僕にテレビを「ティロ・フィ○ーレ!!」
そのナギの言葉を遮るように。
千桜の言葉と、千桜が全力でぶん投げたスリッパがナギの頭部へ直撃したのは、同時だったという。
End
ムラサキ荘のリビングのテレビの前で、一人の少女が絶望に満ちた声でつぶやく。
「アニメが映らない……だと……」
落ち着け、焦るな。
きっと何かの間違いだ、そうに違いない。
震える指を必死に動かしながら、慎重に、丁寧に、ボタン操作を繰り返す。
「大丈夫、大丈夫……」
自分に言い聞かせるように同じ言葉を反芻しながら、願いを込めてもう一度。
「来い……!」
『ご利用のチャンネルは使用できません』
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
少女の悲痛な叫び声が、深夜のムラサキ荘に響いた。
『僕と契約して(ry』
少女が叫び声を上げてから、数分後。
ムラサキ荘のリビングには、悲鳴で目を覚ました他の住人たちが円を作って集っていた。
「で、アニメが見れないから叫んでしまったと?」
後ろ頭を掻きながら呆れた声を出したのは、ヒナギク。
寝ていたところを起こされたからだろう、若干の苛立ちが込められた視線は、円の中心へ向けられている。
「う、うむ……思わず取り乱してしまってな」
視線の先では、悲鳴を上げた張本人――まあお分かりのことだろうが、三千院のナギお嬢様である――が正座させられていた。
身体を縮こませて、こちらと目線を合わせないようにしている。
「もう……パソコンが繋がっているのだから、そちらで見ても良いでしょうに」
ため息と共にそう言ったのは、マリア。
「ニ○二○動画とか、そういったサイトでもアニメって配信してるんでしたよね?」
「ネット配信されていないアニメだったのだ」
「じゃあ我慢しなさい」
「そんな!」
いつもは優しいマリアでも、安眠を妨げられたこともあってか、言葉の節々に棘がある。
「まあ課金しなければ見れないものなら、見るな、と言いたいですけどねー」
「た、頼むマリア! それだけは……それだけは――!」
涙目になって訴えるナギに、「ふーんだ」とマリアはそっぽを向いた。
「まあ、良い機会ですから、この際アニメを卒業するのも良いと思いますけどねー」
「それもそうね。深夜にアニメを見ているから朝起きれないのでしょうし。アニメをやめたら規則正しい生活が出来るんじゃない?」
「マリア……ヒナギクまで……!」
完全にアウェイなナギを見て、苦笑交じりにハヤテが尋ねる。
「あのー、お嬢様は何のアニメを見たかったんですか?」
「ぬ?」
「今季のアニメなら別に、契約が必要なチャンネルで見なくても大丈夫ですよね? 関東なんですし」
「まあそれは……うん」
「だったら何が見たかったのかな、と思いまして」
今季のアニメならば地デジ化していれば特に問題なく見れるはず。
となると、今季では無いアニメが見たかったのだとハヤテは予測する。
「そ、それはだな……」
俯きがちに、ナギは事の次第を話し始めた。
何でも今日の深夜の時間帯に、ずっと見てみたかったアニメが放送されるらしい。
しかしそれは、契約が必要なチャンネルで放送されることになっていた。
「前は普通に見れていたのに、どうして今日に限って見れないのだ――――!!!!」
「無料期間が過ぎたからだろ」
ずっと黙っていた千桜が、冷静にツッコんだ。
「む、無料期間だとう!?」
「どんな感じなのかを実感してもらうために何日かはタダでそのチャンネルを利用出来るんだ。まさかナギが知らないわけないよな?」
「知らぬわ! 知っていたら契約しているわ!」
「マジかよ……」
とまあ、意気揚々とチャンネルをつけたは良いが、千桜の言うとおり、無料のお試し期間が過ぎていたために見れなかった、というだけの話。
「今日の分は見れなかったかもしれないが、契約すれば早くても一日後位にはそのチャンネル見れるようになるから。今日は我慢しときな」
「う、うむ……」
ナギが渋々頷くのを見て、ハヤテはへえ、と感心した。
いつもは何かと反論しては食いつくナギであるのに、随分あっさりと引いたものだ、と。
それだけ千桜の言ったことが正論だったということだが、ナギはナギで、皆に申し訳ないという気持ちがあったのだろうと思う。
お嬢様、成長したなあ。
「なんか……話が終わりそうね」
「そうですね……じゃあもう一度休みましょうかね……ふぁあ」
取り敢えず、ナギが見たいというチャンネルは後日契約することに決まり、この問題はお終いということになった。
全く、とんだお騒がせだったと、欠伸をしながらヒナギクとマリアが部屋から出ていく。
「さて、と。僕も休みましょうかね」
「私も……」
その後に続いてハヤテと千桜が出ていこうとするが、その背中にナギが声をかけた。
「ま、まて!」
「あん? まだ何かあるのか?」
「い、いや……その、お前に言いたいことがあってだな……」
「?」
照れくさそうに、もじもじしているナギを不思議に思いつつ、けど構うのも面倒だったのでさっさと言葉の続きを求める。眠かったし。
「眠いから早く言ってくれ」
「う、うむ! では言うぞ!」
「ああ」
「契約だけに」
「契約だけに?」
ナギはニヤリ、と意味ありげに微笑むと、言う。
「/人◕‿‿◕人\ チャンネルと契約して僕にテレビを「ティロ・フィ○ーレ!!」
そのナギの言葉を遮るように。
千桜の言葉と、千桜が全力でぶん投げたスリッパがナギの頭部へ直撃したのは、同時だったという。
End
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