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関ヶ原の書いた二次小説を淡々と載せていくブログです。 過度な期待はしないでください。
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どうも皆様関ヶ原です。
明日からテストなので更新、ちょっと出来そうにないです。
申し訳ない!
せめてと言いますか、昔書いた小説を完全リメイクしたものを載せようと思います。
読んだ人もいるかもしれませんが……。

テストが終わり次第、どんどん小説書いていきたい……。

それではこの辺で!
ではどうぞ~☆




『White date』




 3月14日、ホワイトデーとなる本日の遊園地は、大勢のカップルたちで賑わっていた。

「凄い人ね……」
「やっぱり皆、考えることは同じでしたね……」

 数多のカップル、その一組であるハヤテとヒナギクも、その人で溢れる入り口に立っていた。
 手にはフリーパス券。

「うぅぅ……すいません、考えが安直すぎました」
「大丈夫よ。 さ、中に入りましょ?」

 ホワイトデーのお返しに何かしたいと考えたハヤテが目にしたのは、新聞の広告に挟まっていたこの遊園地の一日フリーパス券だった。
 なんでも最近リニューアルしたらしく、そのお祝いとしてフリーパス券が宣伝チラシとともに同封されていたのだ。

 最も根底にあるのは顧客確保のためだろうが、ハヤテにとって損はないので存分にフリーパスを使わせていただこうと思ったのだが。


「……やっぱり中も人だらけですね」


 その結果がこれだった。
 肩を落とすハヤテに、ヒナギクが苦笑を浮かべながら慰めの言葉をかける。

「で、でも遊園地ならこのくらい人がいないと面白くないわよきっと!」
「そうですか…? 無理してませんか?」

 沈んだ目をヒナギクに向けるハヤテだったが、ヒナギクは「そんなことない!」と首を横に振り、言った。

「全然! だってハヤテ君とのデートなんだもん!」

 本心からの言葉だった。
 ここまで人がいるとは流石に考えていなかったが、ヒナギクにしてみればそんなことは些細なことでしかなかった。

 電話を貰い、デートをしようと言われた時の衝撃に比べれば。
 嬉しさの余り、ハヤテとの電話の後ベッドで思い切り跳ね回った位なのだ。

「だから、一緒に楽しんで……? ……駄目?」
「―――っぶぐ……!?」

 だからお願い、と上目でハヤテを見上げると、ハヤテが突然鼻を押さえてそっぽを向いた。

「? ハヤテ君?」
「い、いやなんでもないです……」
「え? で、でも」
「何でもないです! デートを楽しむための対価だと考えればこんなもの……!」
「?」


 なんだか良く分からないが、とりあえずデートは続いてくれるようなのでヒナギクはホッとした。


「それじゃあ、思い切り遊びましょうか」
「うん!」


 ハヤテと手をとって、ヒナギクは子供のように園内を走りだした。 




 …




 人で溢れる園内で、果たして満足に遊べるのだろうかと思ったが、意外にも多くのアトラクションを楽しめた。
 パンフレットを覗けば、どうやらこの遊園地のアトラクションの数の多さは日本でも指折りらしく、それが幸いして一つのアトラクションに集客することがあまりなかったようだ。


「いや~遊びましたねぇ」
「やっぱり遊園地は楽しいわ」
「そうですね。僕も予想以上に楽しめました」
「特にあれ……なんだっけ? あのお馬さんが回るやつ!」
「……ひょっとしてメリーゴーランドですか?」
「そうそれ! あれ凄く面白かった!」


 何より高度が低いアトラクション(子供用等)も数が多くて、高所恐怖症のヒナギクにとってこれほどありがたいこともなかった。
 今まで乗ってきたアトラクションについて、瞳を輝かせながら楽しそうに話すヒナギク。
 小さな子供のようにはしゃぐ彼女の姿を見て、ハヤテは連れて来て良かったと思う。

「さて……あと一つくらいは乗れますね」
「え? もうそんな時間?」

 辺りを見ればすっかり日は落ちていて、帰る客の姿もちらほら見られ始めた。
 自分たちのそろそろ帰らなければならないだろう。

「うぅ……もう少し遊びたいなぁ」
「また来ましょう、ヒナギクさん」

 物足りなさそうな表情を浮かべるヒナギクに、苦笑しながらハヤテが答える。
 確かにハヤテももっと遊びたかったが、あまり遅くなるとヒナギクの両親も心配するだろう。

「何回でも来れるんですから」
「……本当? 約束なんだから」
「ええ。勿論です」

 その言葉に笑顔で頷くと、ヒナギクは「わかった」と言って立ちあがった。

「じゃあ……最後はあれに乗りたいな」

 そして彼女は指差す。
 定番といえば定番の、観覧車を。

「え? でもヒナギクさん、大丈夫なんですか?」
「大丈夫、ずっとハヤテ君に抱きついてるから。だから行きましょ?」

 高所恐怖症の彼女を気遣うハヤテだったが、どうやら自分の理性に気を使う必要がありそうだった。




 …




「うわぁ……」

 観覧車から見下ろす街並みは、絶景だった。
 家々、街々から溢れる光が一つの景色を作っている。
 ハヤテの腕に包まれながら、ヒナギクはその光景に感嘆の言葉を漏らした。

「本当に綺麗ですね……」
「うん……」

 ヒナギクはしばらくその光景に目を奪われていたが、観覧車が最高度に達しそうな頃、ふと呟いた。

「ハヤテ君と見る景色って、本当に綺麗なの」
「え?」
「ハヤテ君が隣で私に見せてくれる景色は本当に綺麗で、全然色褪せないの」

 顔をハヤテの方へと向けて、ヒナギクは笑顔で言う。


「だから、ありがとう」
「ヒナギクさ―――」


 ハヤテの言葉は言い終わる前に、ヒナギクの唇によって遮られる。


「……いきなりは反則だと思います」
「えへへ…だってしたかったんだもの」

 唇を離し向けられた、ヒナギクの幸せそうな表情。
 それが何だか照れくさくて、車窓から見える絶景へとハヤテは視線を移す。


「ふふっ…。ハヤテ君、照れてる」
「……うるさいです」


 外では街が彩るイルミネーションが相変わらず輝いている。
 その光一つ一つを背景に。


「ヒナギクさん」
「ん」


 今度はハヤテの方から、ヒナギクの唇へと口付けしたのだった。

 恋人たちの3月14日は、鮮やかな光たちに包まれて、まるで観覧車が回るかのように、静かにゆっくりと過ぎていく。




End

拍手[15回]

PR
どうも、関ヶ原です。
まさかの二日連続更新。私もびっくりです。
今回は前回書いた『ツンデレな彼女』の二作目です。
フォレストページの方でシリーズ化の要望があったので、試しに描いてみたんです。
前作の文章を大幅に変えて書いているので、似ているところも少しはあるのかな?
前作と比べてみるのも面白いかもしれません。

最近設置した拍手のほうにも感想を送ってくださると嬉しいです。

それでは長話になるのもなんなので……それではどうぞ~☆





 ツンデレ、という言葉を皆さんは知っているだろうか。
 普段はツンツンしているが、二人きりの時などには急にしおらしくなってデレる。
 大雑把に言えば、そういうものをツンデレと呼ぶ。
 もっと分かりやすく言えば、好きな子には素直になれない可愛い生物のことである。
 つまり―――

「な、何よ?」
「いや……」
「べ、別にハヤテ君のためにこんな格好してるわけじゃないんだから!」

 僕の目の前で、何故か巫女服を着ているヒナギクさん。
 そんな彼女のことを、世間一般にはツンデレと呼ぶのだ。





『ツンデレな彼女~帰ってきたヒナギクver.~』





「……今度はどうして巫女なんでしょうか?」

 前回と全く同じ出だしにも気にしないで、僕の口からはそんな言葉が飛び出していた。
 生徒会室の扉を開けた僕のすぐ眼前に立っていた巫女さんに、僕はとりあえず聞いてみることにした。


 今度は一体何を吹き込まれたのか、と。


 二度目になるが、ヒナギクさんは誰から見ても常識人。
 ヒナギクさんは神社の娘さんでもないし、そもそもここは学校内。
 巫女服を普段から着るような趣味も持っていないのだ。
 ヒナギクさんが自ら好んで巫女服を着るわけがない。

「(今回は誰なんだろうな……)」

 前回同様、自然と、受動的に答えは絞られてくる。
 この間は花菱さんから言われたのだった。僕がナース服が好きなのだと。
 あながち間違いではなかったのだが、思いっきりそれを信じたヒナギクさんがナース服を着ていたのだった。

 おかげでナース服に包まれたヒナギクさんの肢体が頭から離れな……ゲフンゲフン。

 閑話休題。

 さて、今回は誰に騙されたのだろう、と僕が考えていると、ヒナギクさんが今回も慌てた様子で弁解してきた。

「こ、これは理沙が勝手に……! 理沙の神社今人手が足りないらしくて私が手伝うことなって今日はその時に借りる巫女服のサイズ調整のためで……っ!」
「はぁ……」
「べ、別にハヤテ君が巫女服萌えだって聞いたから理沙に借りたわけじゃないんだからね!?」


 思わず拍手したくなるような、必死の言い訳が飛んできた。
 それなりに説得力を有している当たり、流石はヒナギクさんだと思う。嘘だって言うのはバレバレなのだけれど。

「でも大体事情は分かりました」

 今回は朝風さんonlyらしい。
 複数犯の犯行と読んでいたのだが、どうやら外れてしまったようだ。
 一応犯人は複数犯と考えていた一人だったのだが。

 それよりも二回目となる今回なのだが、いったい彼女たちは僕が巫女さん萌えだとか、そんな情報をどこから聞いてくるのだろう?
 部屋に盗聴器でもしかけられているのではないだろうか?と本気で心配になってくる。

「誰にも言っていないはずなんだけどな……」

 そう呟いて、眼前の巫女さんに視線を移す。
 巫女服……いや、別に嫌いというわけじゃないのだけれども。
 むしろはえぬきど真ん中ストライクだったりするけれども。

「しかし……」

 巫女服を身に纏い、頬を赤らめもじもじするヒナギクさんを見て僕は苦笑した。

 ヒナギクさんは案外その場に流されやすい人だ、ということをヒナギクさん自身がこの間に自覚したと思っていたのだが、今回も見事に口車に乗せられるとは。
 恐らく最初は拒否していたのだろうが、朝風さんに説得力のある言葉を言われて頷いてしまったのだろう。

『マリアさんから聞いた確かな情報』みたいなことを言えば、ヒナギクさんも警戒レベルを下げざるを得ないだろうから。
 朝風さんのことだ。あらかじめ衣装を用意しておいてヒナギクさんに話を持ちかけたに違いない。
 段々と朝風さんに言い包められていく彼女の姿が、目に浮かぶ。

 以外に単純だからなぁヒナギクさん……。
 だがしかし。そんなところが彼女の持ち味だと僕は思う。

「いや、本っ当に可愛いですね、ヒナギクさん」
「にゃ!?」

 だって、そのおかげで彼女のこんなに可愛い姿を目に出来るのだから。
 顔を茹蛸のように真っ赤にしたヒナギクさんに、僕は言葉を続ける。

「だって、僕が巫女さん萌えだからという理由で、その服を着てくれているわけでしょう?」
「だ、だから違うって言ってるじゃない! 理沙の神社の手伝いをするために着てるわけで別にハヤテ君のためだなんて……」
「仮にサイズを測るためだとしても、肝心の朝風さんがいないじゃないですか」

 うっ、と言葉に詰まるヒナギクさん。

「も、もう測り終わったから帰ったのよ!」
「でも普通着替えますよね? 終わったのにまだその服を着ているのはどうしてですか?」
「そ、それは……」

 ちょっといじわるかな、と思わなくもないが、そんなことは心底どうでもいい。
 理由はなんであれ、ヒナギクさんが巫女服を着てくれたことに意義がある。
 ヒナギクさんが言葉に詰まっている間に、僕はヒナギクさんを抱きしめた。

「ひゃうっ!?」
「なんというか、本当にヒナギクさんが愛しくて発狂しそうなんですけど」
「い、いきなりは反則よ! というか発狂って何!?」
「気にしないでください」

 巫女さんの姿で、僕の腕の中でわたわたと慌てるヒナギクさん。なんという眼福。
 その姿に外れかけの理性に勝つために、ヒナギクさんを抱きしめる腕に力を込めた。

「ヒナギクさん」
「う……な、何よ」
「理由がどうであれ……その服を着てくれてありがとうございます」

 ヒナギクさんは大人しくなって、抵抗しなかった。
 借りてきた猫のように、しかし顔はそっぽに向けて小さく呟く。
 「やっぱり巫女さんが好きなんじゃない」と。
 ヒナギクさんの呟きを僕は聞き逃さなかった。

「………別に、ハヤテ君のために着たわけじゃないんだから」
「それでも、ですよ」

 頬を染め、そう言ったヒナギクさんに、僕は思わず苦笑してしまった。
 彼女の嘘を証明する言葉を、僕はたった今彼女の口から聞いたというのに。
 本当、素直じゃない人である。

「本当に……可愛い人ですね」

 素直になってもいいんじゃないですか?と目で訴えるが、ヒナギクさんはつーんとそっぽを向いたまま。
 目を合わせてくれない。
 これが普段だったのなら落ち込むだろう僕だが、だがしかし。
 今彼女がそんな態度をとったところで、彼女の可愛さに拍車をかけているだけに過ぎない。

 本当に可愛いなぁと思いつつ、そっぽを向くヒナギクさんの顔を無理やりこちらに向かせ、僕は彼女に言った。


「大好きすぎて困りますので、責任とってくださいね」
「………バカ。それって私の台詞よ、バカハヤテ君」


 可愛い憎まれ言を言いながらも、僕の口付けにしっかりと答えてくれるヒナギクさんは、本当に愛らしい、僕のツンデレな彼女。




End

拍手[22回]

どうも皆様、関ヶ原です。
一応新作できました。あやさきけです。
実はフォレストのほうでリクがありまして、今回はリク小説でございます。
タイトルはずばり、タイトル通り。
本当は成人の日にアップできればよかったのですが、私は成人式というものを知りません。
いや、来年嫌でも迎えるんですがね、正直騒ぐというイメージしかもてなくて……。
小説書くならそれぐらい調べろ、って感じですよね、本当スイマセン(汗


おかげで、小説に私の偏見と無知っぷりが存分に顕れてしまいました。
新年だっつーのに、文章は相変わらず脈絡はないし……。
正直、リク小説がこんな感じになってしまって申し訳ないです。
もっと勉強します。
まぁ、勉強=もっと小説を書くこと、なんですが……。

閑話休題。

さて、話が長くなってしまったのでそろそろ切り上げます。
かなりの拙文になってますが、読んでいただければ光栄です。
それでは~☆






『成人の日』





 成人の日、ということで、綾崎ハヤテは屋敷の仕事を休んでいた。
 執事に果たして祭日休暇があるのかと問いただしてみたいと思ったのだが、自分の仕える主は他の主とは一味も二味も違うのでまぁいいかと、ハヤテは考えるのをやめた。
 どちらにせよ、折角頂いた休みなのだから、ゆっくりと家でのんびりしていよう。
 そう思う。

「成人の日、かぁ……」

 といってもやることなど特に無く、何の気もなしにテレビをつけてみると、成人式の様子がテレビで放送されていた。
 袴姿や着物など、華やかに着飾った新成人の姿がそこにはあった。
 テレビに映る彼らの姿を見て、隣で同じくテレビを見ていたヒナギクが言葉を発す。

「懐かしいわねぇ」
「そうだね」

 数年前のこの日、ハヤテとヒナギクも新成人となった。
 普段は着ない互いの晴れ姿に、頬を染めていたあの頃。
 ヒナギクが二十歳の時にアイカが生まれ、もうあれから八年も経ったのかと、年月の流れる速さに少し驚きを覚えた。


「成人式?」
「そ、成人式」
「大人になったっていうお祝いみたいなものかな」

 ハヤテの膝の上にちょこんと座っているアイカが、疑問を浮かべる。
 自分の知らない言葉に興味を抱いたようだった。
 『大人』という言葉を聞いて、アイカの瞳が輝く。

「大人の証……!」
「証って言うか、なんなんだろう?」
「いいんじゃない? ある意味証よ」
「へー……」

 そうなんだ、と呟いてテレビを熱心に見始めるアイカに、二人は苦笑を浮かべた。
 まだ幼いアイカにとって、『大人』とは憧れの存在なのだろう。
 小さい頃に『早く大人になりたい』と願った自分たちはこんな表情を浮かべていたに違いない。


「ねえねえ、パパとママの成人式ってどんな感じだったの?」
「え?」

昔のことを思い出しながらテレビを見ていると、アイカがそんな質問をかけてきた。
 アイカを見ると、興味津々といった様子で二人の方を見ている。

「パパとママも成人式に出たんだよね?」
「あー……まぁ一応」
「出たには……出たわよ」
「聞かせてっ」

 口を濁しながら答えるハヤテとヒナギクに、間髪いれずにアイカが続きを求めた。
 余程興味があるのだろう。
 仕方ないな、とため息をついて、二人は語りだす。

「成人式っていっても、テレビのような感じじゃなかったわよ」
「あの時はね――――」











 久しぶりの日本は、一月だというのに暖かかった。
 外国とは違う懐かしい空気を胸いっぱいに吸いつつ、当時二十歳のハヤテと、十九歳のヒナギクは空港から屋敷の方へと出発した。
 屋敷へ向かう途中、袴や着物を着た若者の姿を良く見かけ、今日が成人の日だったことを思い出した。

「そういえば今日は成人式だったなぁ」
「私はまだ十九だけどね」
「一応該当者じゃないか。でも、結局参加しないで終わったね」

 二人とも今年の新成人だった。
 しかし、帰国上の都合で成人式の方へは参加していない。
 というか、今のいままで今日が成人式だということを忘れていた。

「う~ん、外国に居過ぎたせいかしら?」
「どうだろう? でも、勿体ないことしたかな? 人生で一度きりの日だったのに」
「そうね……まぁでも、別にいいんじゃないかしら?」

 ヒナギクは苦笑して、それに、と言葉を続ける。

「久しぶりに皆に会えることの方が、私たちにとっては大事なことなんだし」
「……それもそうだね」

 そう言ってにこり、と微笑むヒナギクに、ハヤテも表情を緩めた。
 これから向かう屋敷では、懐かしい顔ぶれが並んでいるはずだ。
 自分の主、兄弟、そして自分たちと同じ新成人である友人たち。

 二年間という短い渡英だったが、懐かしさを覚えるには十分過ぎた時間だった。

「早く皆に会いたいな……」
「どんな風に変わっているのか楽しみだね」

 それぞれが大人になった姿を楽しみにしながら、二人はどちらからと無く、互いの手を握った。



 …



 かつて自分が仕え、そしてまた仕えるであろう屋敷は、相変わらずの面積を誇っていた。
 荘厳な門扉の前に立ち、二人はそれを見上げる。

「うわー……」
「なんというか、久しぶりに見るとまた違うな……」

 ここは本当に日本なのだろうか? まだ自分たちは外国にいるのではないのか?
 そんな疑問が頭に浮かんだ。

「と、とりあえず中に入れてもらおうかっ」
「そ、そうね」

 何とか気を取り直し、近くにあったインターホンを押す。
 少しの間が開き、懐かしい声が聞こえてきた。

『はい、どちら様ですか?』
「お久しぶりですマリアさん。 ハヤテです」
「桂です」
『あら! お帰りなさいハヤテ君、桂さん! 今門を開けますから、どうぞ中へ入ってください!』

 対応がおばさんみたいだなぁと思ったことは、墓の中まで持っていこうと誓ったハヤテだった。


「改めましておかえりなさいお二人とも」
「ただいまですマリアさん」
「マリアさんもお変わりないようで」
「そうですか?」

 迎えてくれたマリアは、相変わらずの美貌だった。
 成人を向かえ、より大人っぽくなったその美しい姿に、ハヤテだけでなくヒナギクも視線を奪われる。

「さぁ、早くあがってください。皆お二人のことを待っていますよ」

 機嫌の良いマリアに会場まで案内される。
 相変わらず屋敷の中は掃除が行き届いていて、会場までの道は、埃一つなかったような気がした。

「ここです」
「ここですか……」
「懐かしいわね」

 案内された部屋は、以前人気投票のパーティが行われていた会場だった。
 もともと舞踏会などに使われていた部屋なので、妥当といえば妥当だろう。

「中で皆様が待ってますよ。どうぞお楽しみください」
「ありがとうございます」

 二人はマリアに礼を言って、その扉を開けた。
 中には、懐かしい人たちが待っている。
 自分たちの帰りを祝うために。
 まだ顔も見ていないのに、嬉しさと懐かしさがこみ上げてきた。

 皆はどうなっているのだろうか?
 身長が伸びたり、大人っぽくなったり、全然変わっていなかったり。
 知らない間に付き合っていたりなんかもして。

 扉が開く数秒間の間に、たくさんのことが浮かんでくる。
 それだけ自分たちは、再会を心待ちにしているのだと実感した。

「ただいま、皆!」
「久しぶり―――」

 長い長い数秒が過ぎ、ようやく中の様子が二人の双眸に映った。



『あっはっは!もっと飲めえ!!』
『無礼講じゃあ!無礼講じゃあ!』
『ちょ、皆さん落ち着いて!僕らはまだ未成年――』
『酒が足りないぞ―――!!もっと持ってこぉい!!』
『あ、こら!ナギまで……』


 変わり果てていた。


「……あれ?」
「………は?」
「あ、あはは……すみません、二人とも」

 呆然と立ち尽くす二人に、マリアが引きつった笑いを浮かべながら謝罪する。

「あの……始めはちゃんと皆さん、お二人のことを待っていたんですよ? でも、だんだん飽きてきたというか、暇になってきたというか……」

 マリアの言いたいことが、二人にはよく分かった。
 伊達に彼らと付き合ってきたわけではない。
 要するに、待っているのも面倒になったから先に始めたということだろう。

「………相変わらずお察しのよい方ですね」
「伊達に付き合ってませんからね、美希たちとは」
「まぁ改めて考えてみると、そんなに我慢強い方たちではなかったですしね……」

 ハヤテとヒナギクはそういって、苦笑交じりに眼前の彼らを見た。
 容姿はやはり、昔と比べて大人っぽくなっている気がした。
 身長が伸びていたり、髪が伸びていたり。
 髪を巻いていたり、化粧をしていたり。

「ふ、ふふ……」
「どうしたの? ヒナギク」
「い、いや……結局皆は皆なんだなぁって……」

 クスクスと可笑しそうに笑いながら紡がれたヒナギクの言葉に「あぁ、確かに」とハヤテは頷いた。
 二年ぶりにあった彼らは、本当に昔と変わっていない。
 二年前自分たちがこの場所にまだいた頃と、ほとんど変わらない。
 それが可笑しくて嬉しくて、ハヤテもヒナギクにつられて笑ってしまった。

「マリアさん」
「あ…はい?」
「変わってないですね、皆」
「……お恥ずかしいことながら」
「いえ、いいんですよ」
「ええ。嬉しいことですから」

 自分たちの帰国を祝ってくれるはずだったパーティを、主役抜きで始めようとも。蚊帳の外にされても、自然と怒りは湧いてこない。

「じゃあヒナギク、僕たちも混ざろうか」
「そうね。マリアさん、適当に飲み物持ってきていただけますか?」
「あ、はい。今お持ちします」

 こみ上げてくるのは、懐かしさと嬉しさだけだった。
 パタパタとマリアの足音が遠ざかっていったのを確認した二人は、ニコリと微笑みあう。

「ねえハヤテ」
「ん?」
「昔の私たちならさ、間違いなく美希たちを止める役だったじゃない?」
「……そうだね。僕なんてお嬢様の執事だし」

 だんだんと喧騒が近づいてくる。
 彼らは、彼女らは、こちらの存在に気が付いていない。

「でも、折角二年ぶりにあったわけじゃない? だからさ……」
「うん」
「私たちも、たまには止めてもらう側になってみない?」
「………なるほど。はは、ヒナギクも今日は思い切り飲むんだね」
「勿論よ。だって今日から成人なんだから」
「違いない」


 ヒナギクの言葉にハヤテは笑って、そして半狂乱の渦中へと、突撃した。



 …



「……それがパパたちの成人式?」
「うん、そうだよ」
「それと同時に、私たちがボケる側にいてはいけないことが二年ぶりに思い知らされた日でもあるわね」

 話を聞き終えたアイカの問いに、それぞれが答える。
 結局あのハヤテとヒナギクの帰国祝い兼祝成人パーティは、あの後収まりがつかなかった。
 酔っ払った皆に『お帰り』の言葉とともにアルコールを頂いたハヤテとヒナギクも酔いつぶれ、あの会場にはマリア以外のツッコミ役が不在となった。
 このことはつまり、カオス化を意味する。
 皆が酔っ払い、狂乱の宴を繰り広げていた中に、まさかのハヤテとヒナギクも参戦したのだ。
 流石のマリアも予想外だったらしく、あのパーティの後三日間ぐらい寝込んだ。

「あの時は久しぶりの日本ですっかり舞い上がってたからなぁ」
「お酒を飲むことにあれほど恐怖を覚えた時はなかったわ……」

 当時のことを思い出し、二人の目がふっと遠くなった。
 どうやら自分たちの失態(痴態といえなくもない)を思い出してしまったようだ。

「(若気の至り、ってああいうことを言うのかしら?)」
「(さ、さぁどうだろう?)」

「ははは……」
「? どうしたの?」
「いや……なんでもないんだよ、アイカ」
「ええ。ちょっと昔を思い出しただけだから……」


 苦笑を浮かべているハヤテとヒナギクに「ふうん」とアイカは相槌を打つと、

「でも皆、今とそんな変わらないんだね」
「まぁね」
「ここまで変わらないものだったとは流石に思っていなかったけれど」
「? そうなの?」

 成人という大人の世界に足を踏み入れてからもう八年。
 娘が生まれた今、自分たちがどこか変わったかと聞かれても、素直に頷けない。
 子供を養うだとか、家庭を持つだとか、働くだとか、大人になるという定義は、どこに存在しているのだろう。
 二十歳を越えたから大人、という言葉は些か説得力に欠けると思う。
 結局何歳になっても、大人というものは理解できないのかもしれない。

「でも、さ」
「ん?」
「大人になるってそういうものなのかしら?」

 ヒナギクの言いたいことがきっとハヤテにも伝わったのだろう。
 ヒナギクの顔を少し見た後、ハヤテは頷いた。

「……そうだね。きっとそういうものなんだと思うよ」
「? 何々? 私にも教えて―――」
「はは、アイカにはまだわからないよ」
「そうそう。大人になってからね」
「むぅ~……。いいもん、早く大人になってやるんだからぁ!」
「そんな簡単に、大人にはなれないわよ」
「そうだねぇ……」
「なるもんなるもん! パパとママみたいに!!」
「はは、それは楽しみだ」
「そうねぇ~。アイカが大人になったとこ見るの、私も楽しみになってきたわ」
「うぅぅぅぅぅ」


 一人頬を膨らませたアイカに二人はくすり、と笑みを浮かべると、再びテレビに視線を戻す。
 成人式はどうやら終わったらしく、会場を出た新成人たちがそれぞれ騒いでいた。
 酒を飲んだり、大声で歌ったり、まるで路上がどこかの宴会会場になっているよう。
 その光景を数年前の自分たちと重ねて、ハヤテとヒナギクは思った。

「「(アイカにはこんな風になって欲しくないなぁ)」」

 アイカは自分たちのような大人になる、とは言っていたが、正直反面教師にしてほしい。
 成人の日にバカ騒ぎして、他人に迷惑をかけるくらいなら、と。

「(大人しくしてれば良かったね、成人式)」
「(成人パーティみたいなものだったけれど……正直、過去に戻れたら、と思うわ……)」
「早く大人になりたいなぁ……」

 相変わらず数年前のことを引っ張る二人など知らず、アイカの願望に近い言葉が耳に入る。
 その度に二人は、過去の自分たちの行動に頭を抱えてしまうのだった。



 二人が二人とも反省する、そんな珍しい成人の日のこと。




End

拍手[10回]

どうも皆様関ヶ原です。
予告通り更新です。
今回はフォレストの桜吹雪でお世話になっているイチ様からのリクエストで、あやさきけの初詣の話を書かせていただきました。
ぶっちゃけ、初詣がこれで良いのか?とか、内容こんなんでいいの?とか、そういった質問に自信満々に『大丈夫!』と言える自信が皆無です(苦笑)
まずタイトルからして何の捻りもありませんよね。
ただ付け足したみたいな感じになってしまいました。
ゴメンナサイ!
もっと勉強して、自信が持てるような小説を書けるよう頑張りますので、皆様も私の拙文にお付き合いくださいますようよろしくお願いしますm(__)m


それではどうぞ~☆





 年明けの神社は、予想通りの大賑わいだった。

「うわぁ…人が一杯だ……」
「毎年こんなものでしょ」
「まぁでも、いつまでもなれないね、この人ごみは」

 神社へ余分なスペースも無くぎっしりと詰め込まれた人ごみに飲まれないようにしながら、綾崎家の三人はやや大きめの声で話す。

「アイカ、ヒナギク、手を離さないように」
「了解」
「わかってるよー」

 握られた手に力が込められ、三人は少しずつ足を前に運んでいった。

 初詣に来た人々の、喧騒の中を。





『初詣とおみくじ』





「もう……どうしてこんなに人がいるんだよぅ……」

 あまりの人の多さに、ほとんど進めず、アイカが弱った声を上げた。
 綾崎家が近所の神社に初詣に来たのは午前九時を回った頃。
 その時には神社は人、人、人で埋め尽くされていた。

「仕様がないのよ。アイカだって毎年経験してるじゃない」
「慣れないものはなれないんだよ……」

 早く進まないかなぁ、と呟くアイカに、ハヤテとヒナギクは苦笑を浮かべる。
 確かに新年早々、この人ごみの中にずっといるのはアイカにとっては辛いかもしれない。
 携帯を開くと、現在の時刻は十時を回った所。
 かれこれ一時間は並んでいたことになる。

「うう……帰りたい」
「もう少しなんだから、我慢しなさい」
「初詣が終わったら美味しいものでも食べに行こうか」

 幸いといっていいものか分からないが、一時間前と比べて大分最前列に近づいてきた。
 自分たちが参拝するまで、それほど時間がかかることもないだろう。
 アイカもそのことが分かったのか、それともハヤテの言葉に心揺らされたのか、「もう少し我慢する……」と駄々を捏ねるのをやめた。

「ありがとう、アイカ」
「何食べたいか考えておきなさいね」
「うん。高いものでもいい?」
「大丈夫よ」
「だからもう少し我慢してね、アイカ」

 ゆっくりと流れる人波に従いながら、綾崎家は前へと進む。
 脇に並ぶ的屋から発せられる、たこ焼きやお好み焼きの匂いがとても香ばしい。
 ちらり、と隣のアイカを見ると、的屋の食べ物をじろりと見ながら目を光らせていた。

「(アイカ、的屋の食べ物ほとんど頼みそうだよなぁ……)」
「(私もそれ思ったわ……)」

 心で会話が成立するのは、おしどり夫婦の良い証拠。



 …



 少しばかりの時間が過ぎ、ようやく自分たちの順番が来た。
 賽銭箱を前に、ハヤテはアイカに十円玉を渡す。

「おつかれアイカ。ほら、これをあの箱に入れて」
「うん。ありがとパパ」
「それじゃあお祈りしましょうか」

 賽銭箱に賽銭を投じ、鈴を鳴らす。
 2礼2拍の後に手を合わせ静かに目を閉じ、今年一年の祈願をする。

「(今年一年家内安全でありますよう…)」
「(パパ奪還、パパ奪還……)」
「(夫死守、夫死守……あと家内安全)」

 持続させたいこと、昨年は達成できなかったこと、昨年も達成できたこと。
 叶うよう、一念に祈る、祈る。

『………よし』

 これで大丈夫、といえる程祈った三人は、一礼して踵を返した。
 若干二名ほど不穏な祈願がされていたようだが、これで三人の参拝は終了だ。
 ようやく終わったね、と安堵の息をつきながら出店が並んだ方向へ向かう途中で、ハヤテが何かに気が付く。

「ん?」

 それは境内の端の方に位置する、おみくじだった。
 近くの木の枝には、何十枚ものおみくじが結ばれている。
 ふむ、とハヤテは少し考えてから、嬉々として先頭を歩いていたアイカに声をかけた。

「アイカ、おみくじがあるよ」
「んにゃ?」
「やらない?」
「………やる!」

 数秒考えて、元気良くアイカは答えた。
おみくじを一枚買って、恐る恐るアイカはそれを開く。

「今年の運勢は……」

 自分の運勢位はアイカにだって読める。
 長方形の紙に書かれていた文字を、目で追う。


『大吉』


「やった!」
「やったね、アイカ」

 書かれていた自分の運勢に、アイカの顔がぱぁっと明るくなった。
 新年から都合が良い。

「へぇ~凄いじゃない、アイカ」
「えへへ、今年は私の年だね!」
「貸してみて?何て書いてあるか読んであげるよ」

 はしゃぐアイカの手から大吉のおみくじを取り、ハヤテは内容を確認する。

「ええと……うん、健康も金運もかなり良いみたいだね」
「大吉だもんね!当然だよ!他には?」
「全体的に悪いものは何もないよ。後はそうだね……『願い事:幸運にむかい早くかなうでしょう』とか、『待ち人:来ます』だって」
『本当!?』
「本当本当。やったねアイカ。願い事叶うってさ」
「うん、やった!」
「良くないじゃない!」

 笑顔のハヤテとアイカに対し、ヒナギクは非常に焦った様子。

「? どうしたのヒナギク」
「そうだよママ。私の願いごと……叶うんだよ?」
「アイカの願い事を叶えるわけにはいかないのよ……」

 ヒナギクの言っていることが分からないと、ハヤテは不思議そうな表情を浮かべた。
 そんなハヤテに、ヒナギクは気にしないでと視線で訴える。

「………?」

 しっかりと思いが伝わってくれるのは有難い。
 理解はしていないものの、とりあえずは了承してくれたハヤテにヒナギクは内心安堵する。

 娘に夫を盗られるかもしれないと心配している妻が、どこにいるというのか。
 とてもじゃないが、夫本人に言えない。言えるわけがない。

「良く分からないけど、あまり無茶しちゃだめだよ?ヒナギク」
「ありがとうハヤテ……。その台詞をそっくりそのまま誰かに言いたいけれど」

 その誰かは自分のおみくじを握ったまま、上機嫌に鼻歌を歌っている。



「さて、そろそろ行こうか」

 おみくじも買ったことだし、とハヤテが皆に声をかける。
 初詣は一応終わったのだし、これ以上境内にいる必要も無いだろう。

「ええ、そうしましょうか」
「お腹すいたよー」

 何故か落ち込んでいたヒナギクも今はいつものヒナギクに戻っている。
 二人ともハヤテの意見には賛成のようで、三人は境内を出た。

「お腹空いた、か……。」
「アイカ、何か出店で買っていこうか?」

 行きはゆっくり行かざるを得なかったが、帰りの道は敢えてゆっくりとした足取りで歩く。
 様々な出店が立ち並ぶ中、アイカの目は光りっぱなしだ。

「うーんとね、ママ、パパ……」
「ん?」
「どうしたのアイカ?」

 出店から目を離すことなく、アイカはハヤテとヒナギクに次の言葉を続けた。

「全部食べたいんだけど……駄目、かな?」
『………………』


 遠慮がちに、でも期待が込められた瞳に見つめられ、ハヤテとヒナギクは、


『………ぶはっ!』


 噴出した。

「え!? どうしてそこで笑うの!?」
『い、いや………』

 びっくり顔のアイカを見て、さらに笑いがこみ上げてくるハヤテとヒナギク。

 いや、まさか、本当に。

 想像していた通りのことを言う我が子に向けて、心の中で親指を立てた。

「だ、駄目なんだ!やっぱり!」
「いやいや……」
「食べれるなら、好きなだけ頼んでいいわよ」

 こんなに面白い娘の頼みを誰が断れようか。
 たくさんの食べ物に囲まれ、どれを食べようか迷っているアイカの姿を想像し、再び笑いが出そうになった。

「やったやった!じゃあ行こう!今すぐ行こう!」
「そんなに急がなくてもお店は逃げないよ~」
「逸れないようにちゃんと手を繋ぎなさいよ!」



 聞いているのか聞いていないのか分からないアイカにそれぞれの手を引っ張られながら、ハヤテとヒナギクは、人が込み合う出店の方へと向かっていった。

 家族三人で来た初詣。

ハヤテとヒナギクが自分のおみくじを引いていないと気づいたのは、アイカが最後の焼きそばを注文している時のことだった。



End

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どうも皆様、関ヶ原です。

現在イチ様のリクエストを製作中。
初詣の話をということで、拙文ながら書かせていただいてます。
出来の保証はしません。

今日中にはアップ出来ると思います(´・ω・`)

このサイトの一番上にも書いてますが、過度な期待はしないでください……。

リクエスト書いているとき思い出しました。

『俺、初詣行ってねぇ……』

三が日はバイト入ってて、課題も残っていたのでやらねばならずもう八日……新年からダメですね、俺。
今年二十歳なのに……orz

でもいいもんね!
俺の分までハヤテ達が初詣してくれたからね!

仮に初詣に行っていれば何をお願いしたか。

そうですねぇ……今年は二十歳と、ある意味節目の年になるので、色々挑戦の一年にしたいですね。

ハヤヒナやあやさきけは勿論、ヒナ魔、後は疎かになっている他のハヤテキャラの小説を書きたいです。

それでもハヤテはヒナギク以外とはくっつかせませんが(笑)

恐らくカプ無しのほのぼのとしたモノになると思われますが、どうかご了承を(汗

それではこの辺で。

本日中にまた会いましょう!



では~ノシ

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ハヤヒナ小説とかイラスト書いてます。
皆様の暇つぶし程度の文章が今後も書ければいいなぁ。

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