関ヶ原の書いた二次小説を淡々と載せていくブログです。
過度な期待はしないでください。
Top | ハヤヒナSS | あやさきけ | イラスト | 日記 |
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
久しぶりの更新が過去作品という申し訳なさ。
新作を早く完成させたいな…。
ついでに、ハヤテss祭に参加予定なので、そっちの方も頑張っちゃいます。
ヒナ魔、あやさきけもUPしなくては…。
大学生はいそがしい、なんて関ヶ原のボヤキは置いといて、それではどうぞ~♪
…
「そういえば」
夏休みを控えたある晴れた日のこと。
鼻歌を口ずさみながら僕の隣を歩いていたヒナギクさんが、ふと声を上げた。
「ハヤテ君は夏休みに予定とかある?」
『ある晴れた日のこと』
「え?」
僕は歩いていた足を止めてヒナギクさんを見る。
「夏休みの予定…ですか」
「うん」
かわいらしい笑顔を浮かべて頷いたヒナギクさんを見ながら、僕は頭の中に夏休みの予定表を広げた。
「えーと…。特に予定はないですが」
「本当!?」
彼女の琥珀色の瞳が輝く。
「はい。お屋敷の仕事だけですからね」
「そう…」
「けど…。それがどうかしましたか?」
遠出のお誘いでもあるのだろうか、やけに嬉しそうなヒナギクさんに尋ねると、
「どうかするの」
そう答えながらヒナギクさんは僕より少し前に出る。
肩が触れ合う距離から、三歩ほど先で彼女は振り返り、
「だって、ハヤテ君との時間が増えるじゃない」
それは向日葵のような、温かくて優しい笑顔だった。
「……くす。何ですか、それ」
「なによ?ハヤテ君は嫌なの?」
それが本当に可愛くて、愛おしくて。
「いえ…。それじゃあ――」
僕は三歩の距離を詰めて、彼女の手を握った。
「ずっと…。ずっと、一緒にいましょう」
「……うん」
握った手の平は本当に温かくて、ヒナギクさんをもっと感じたくて。
「――今日は本当にいい天気です」
早く夏休みが来ないものかと、青く澄み渡る空を僕は仰いだ。
End
新作を早く完成させたいな…。
ついでに、ハヤテss祭に参加予定なので、そっちの方も頑張っちゃいます。
ヒナ魔、あやさきけもUPしなくては…。
大学生はいそがしい、なんて関ヶ原のボヤキは置いといて、それではどうぞ~♪
…
「そういえば」
夏休みを控えたある晴れた日のこと。
鼻歌を口ずさみながら僕の隣を歩いていたヒナギクさんが、ふと声を上げた。
「ハヤテ君は夏休みに予定とかある?」
『ある晴れた日のこと』
「え?」
僕は歩いていた足を止めてヒナギクさんを見る。
「夏休みの予定…ですか」
「うん」
かわいらしい笑顔を浮かべて頷いたヒナギクさんを見ながら、僕は頭の中に夏休みの予定表を広げた。
「えーと…。特に予定はないですが」
「本当!?」
彼女の琥珀色の瞳が輝く。
「はい。お屋敷の仕事だけですからね」
「そう…」
「けど…。それがどうかしましたか?」
遠出のお誘いでもあるのだろうか、やけに嬉しそうなヒナギクさんに尋ねると、
「どうかするの」
そう答えながらヒナギクさんは僕より少し前に出る。
肩が触れ合う距離から、三歩ほど先で彼女は振り返り、
「だって、ハヤテ君との時間が増えるじゃない」
それは向日葵のような、温かくて優しい笑顔だった。
「……くす。何ですか、それ」
「なによ?ハヤテ君は嫌なの?」
それが本当に可愛くて、愛おしくて。
「いえ…。それじゃあ――」
僕は三歩の距離を詰めて、彼女の手を握った。
「ずっと…。ずっと、一緒にいましょう」
「……うん」
握った手の平は本当に温かくて、ヒナギクさんをもっと感じたくて。
「――今日は本当にいい天気です」
早く夏休みが来ないものかと、青く澄み渡る空を僕は仰いだ。
End
PR
この記事にコメントする
カウンター
カテゴリー
小説は下へ行くほど古いものになります。
最新コメント
リンク
ブログ内検索
最古記事
(02/04)
(02/04)
(02/04)
(02/04)
(02/04)