関ヶ原の書いた二次小説を淡々と載せていくブログです。
過度な期待はしないでください。
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どうも、関ヶ原です。
何とか四作目完成しました。
今回、こんな話になったのはツンデレが書きたい、と私が衝動的に思ったからでして……。
あれ?ツンデレってこれでいいの?
とか結構書き終わった後に思っていたり(汗
ヒナギクってぶっちゃけツンデレなのか?
俺にはもう可愛い生き物にしか見えな(ry
とまぁ、今回もgdgdな話になっていると思いますが、どうか読んでくださいまし^^
あと一作。何を書こうか絶賛お悩み中です。
それではどうぞ~☆
ツンデレ、という言葉をは皆さんは知っているだろうか。
普段はツンツンしているが、二人きりの時などには急にしおらしくなってデレる。
大雑把に言えば、そういうものをツンデレと呼ぶ。
もっと分かりやすく言えば、好きな子には素直になれない可愛い生物のことである。
つまり―――
「な、何よ?」
「いや……」
「べ、別にハヤテ君のためにこんな格好してるわけじゃないんだから!」
僕の目の前で、何故かナース服を着ているヒナギクさん。
そんな彼女のことを、世間一般にはツンデレと呼ぶのだ。
『ツンデレな彼女』
「どうしてナースなんでしょうか?」
生徒会室の扉を開けた僕の目の前に突然現れたナースさんに、僕はとりあえず尋ねる。
ヒナギクさんは常識人。
思いつきでナース服を生徒会室で着用する趣味は持っていないはずなのだから。
そもそも、ヒナギクさんがナース服を持っているわけなどないのである。
「(これは誰かにからかわれたなぁ……)」
ということは、自然と答えは絞られてくる。
というか、ヒナギクさんをこうも上手く騙せる人間など、思い当たる人物は検討が付くのだが。
さて、今回は誰に騙されたのだろう、と僕が考えていると、ヒナギクさんが慌てた様子で弁解してきた。
「こ、これは美希たちが勝手に……!動画撮影のためにどうしても必要だって言われたからで……決してハヤテ君がナース服が大好きだって聞かされたから着てるわけじゃないのよ!?」
「はぁ……」
成る程、やはり花菱さんたちだったか。
予想が見事的中した所で、僕がナース服を好きだとか、どこからその話を聞いたのか花菱さんたちに小一時間問い詰めたい。
いや、別に嫌いというわけじゃないのだけれども。
「しかし……」
恥ずかしそうに言葉を発すヒナギクさんに、僕は苦笑した。
ヒナギクさんは案外その場に流されやすい人だと思っていたが、ここまでとは。
恐らく最初は拒否していたのだろうが、花菱さんたちにゴリ押しされたのだろう。
少しくらいなら……と思い始めたら、その時点でヒナギクさんの敗北は決定したようなものだ。
段々と花菱さんたちに言い包められていく彼女の姿が、目に浮かぶ。
でもまぁ、しかし。
「可愛いですね、ヒナギクさん」
「なっ!?」
しかしだ。
僕の言葉に顔を真っ赤にしたヒナギクさんに、僕は言葉を続ける。
「だって、僕がナース服が好きだからという理由で、その服を着てくれているわけでしょう?」
「だ、だから違うって言ってるじゃない!美希たちに騙されて……」
「僕がナース服が好きだ、と聞かされたから着たんでしょ?」
うっ、と言葉に詰まるヒナギクさん。
一応僕はナース服が好きなので、花菱さんたちの言葉は間違っていないのだけれども、そんなことはこの際どうでもいい。
問題は、僕のためにヒナギクさんがナース服を着てくれたことにある。
「なんというか、本当にヒナギクさんが可愛くて仕方がないんですけど」
「ううううう~~~~」
しかも、素直に肯定しないところがまた、なんとも言いがたい彼女の可愛さだ。
相変わらずお顔が真っ赤なヒナギクさんを、僕は思わずぎゅうっと抱きしめる。
「ありがとうございます」
ヒナギクさんは、抵抗しなかった。
抵抗せず僕の腕に大人しく収まって、しかし顔はそっぽに向けて小さく呟く。
「………別に、ハヤテ君のために着たわけじゃないんだから」
わかっているくせに、と僕はそんなヒナギクさんに苦笑した。
ここまできて、まだ言うか。
本当、素直じゃない人である。
「本当に……可愛い人ですね」
そろそろ素直になってもいいんじゃないですか?と目で訴えるが、ヒナギクさんは目を合わせてくれない。
でも。
「心の底から、そんなヒナギクさんが大好きです」
「………ハヤテ君のバカ」
僕が寄せた唇にしっかりと自分の唇を重ねてきたヒナギクさんは、本当にツンデレな、僕の愛する彼女。
End
何とか四作目完成しました。
今回、こんな話になったのはツンデレが書きたい、と私が衝動的に思ったからでして……。
あれ?ツンデレってこれでいいの?
とか結構書き終わった後に思っていたり(汗
ヒナギクってぶっちゃけツンデレなのか?
俺にはもう可愛い生き物にしか見えな(ry
とまぁ、今回もgdgdな話になっていると思いますが、どうか読んでくださいまし^^
あと一作。何を書こうか絶賛お悩み中です。
それではどうぞ~☆
ツンデレ、という言葉をは皆さんは知っているだろうか。
普段はツンツンしているが、二人きりの時などには急にしおらしくなってデレる。
大雑把に言えば、そういうものをツンデレと呼ぶ。
もっと分かりやすく言えば、好きな子には素直になれない可愛い生物のことである。
つまり―――
「な、何よ?」
「いや……」
「べ、別にハヤテ君のためにこんな格好してるわけじゃないんだから!」
僕の目の前で、何故かナース服を着ているヒナギクさん。
そんな彼女のことを、世間一般にはツンデレと呼ぶのだ。
『ツンデレな彼女』
「どうしてナースなんでしょうか?」
生徒会室の扉を開けた僕の目の前に突然現れたナースさんに、僕はとりあえず尋ねる。
ヒナギクさんは常識人。
思いつきでナース服を生徒会室で着用する趣味は持っていないはずなのだから。
そもそも、ヒナギクさんがナース服を持っているわけなどないのである。
「(これは誰かにからかわれたなぁ……)」
ということは、自然と答えは絞られてくる。
というか、ヒナギクさんをこうも上手く騙せる人間など、思い当たる人物は検討が付くのだが。
さて、今回は誰に騙されたのだろう、と僕が考えていると、ヒナギクさんが慌てた様子で弁解してきた。
「こ、これは美希たちが勝手に……!動画撮影のためにどうしても必要だって言われたからで……決してハヤテ君がナース服が大好きだって聞かされたから着てるわけじゃないのよ!?」
「はぁ……」
成る程、やはり花菱さんたちだったか。
予想が見事的中した所で、僕がナース服を好きだとか、どこからその話を聞いたのか花菱さんたちに小一時間問い詰めたい。
いや、別に嫌いというわけじゃないのだけれども。
「しかし……」
恥ずかしそうに言葉を発すヒナギクさんに、僕は苦笑した。
ヒナギクさんは案外その場に流されやすい人だと思っていたが、ここまでとは。
恐らく最初は拒否していたのだろうが、花菱さんたちにゴリ押しされたのだろう。
少しくらいなら……と思い始めたら、その時点でヒナギクさんの敗北は決定したようなものだ。
段々と花菱さんたちに言い包められていく彼女の姿が、目に浮かぶ。
でもまぁ、しかし。
「可愛いですね、ヒナギクさん」
「なっ!?」
しかしだ。
僕の言葉に顔を真っ赤にしたヒナギクさんに、僕は言葉を続ける。
「だって、僕がナース服が好きだからという理由で、その服を着てくれているわけでしょう?」
「だ、だから違うって言ってるじゃない!美希たちに騙されて……」
「僕がナース服が好きだ、と聞かされたから着たんでしょ?」
うっ、と言葉に詰まるヒナギクさん。
一応僕はナース服が好きなので、花菱さんたちの言葉は間違っていないのだけれども、そんなことはこの際どうでもいい。
問題は、僕のためにヒナギクさんがナース服を着てくれたことにある。
「なんというか、本当にヒナギクさんが可愛くて仕方がないんですけど」
「ううううう~~~~」
しかも、素直に肯定しないところがまた、なんとも言いがたい彼女の可愛さだ。
相変わらずお顔が真っ赤なヒナギクさんを、僕は思わずぎゅうっと抱きしめる。
「ありがとうございます」
ヒナギクさんは、抵抗しなかった。
抵抗せず僕の腕に大人しく収まって、しかし顔はそっぽに向けて小さく呟く。
「………別に、ハヤテ君のために着たわけじゃないんだから」
わかっているくせに、と僕はそんなヒナギクさんに苦笑した。
ここまできて、まだ言うか。
本当、素直じゃない人である。
「本当に……可愛い人ですね」
そろそろ素直になってもいいんじゃないですか?と目で訴えるが、ヒナギクさんは目を合わせてくれない。
でも。
「心の底から、そんなヒナギクさんが大好きです」
「………ハヤテ君のバカ」
僕が寄せた唇にしっかりと自分の唇を重ねてきたヒナギクさんは、本当にツンデレな、僕の愛する彼女。
End
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